kittonの世界

座右の銘は「ゆとり」

ボクらは皆んな『まだ本気出してないだけ』

こんばんはーー!!w

 

いやはや・・1ヶ月ぶりの更新ですね 汗

 

 

お待ちくださってる方々、『心からありがとうございます。』

 

更新が毎度遅い事を申し訳なく思う以上に感謝の気持ちしかないですw

 

皆様はお変わりなく、元気にしてらっしゃいますでしょうか?

 

 

『コロナ騒動』の中、仕事が出来ない、学校に行けない、マスクが買えないのに毎日着用しなくちゃいけない、やりたい運動・スポーツが出来ない、そもそもが外出自体控えなくちゃいけない等々、日常の生活が乱されてしまって本当に困ったものですよね。。。

 

 

 

 

ボクの近所にある薬局やスーパーに行ってもマスクは一つも売ってない。それどころか店の入り口に「マスクありません」ってすでに張り出されているくらいですからねw

 

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姉が手作りしてくれたマスクを着用して日々を過ごしている今日この頃です。

 

 

 ・・・・・・・

 

勤務先の営業時間も短くなって、休みの日を含めて最近は何をしてるか、の近況報告をしておくとですね。

 

直近だと

 

『脳を鍛えるには運動しかない!』

 

という本を読み終わりました。

 

 

まぁ、このタイトルだけ見ると脳筋?」(=体育会系で思考が単純な人の性格のこと)のような印象を受ける人もいるかもしれないが、この本の内容はそんな蔑称だとか低俗な言い回しのような『薄い』内容ではない。

 

 むしろ何度も何度も繰り返し実験・検証してきた研究者たちの日々の努力・その成果と実例が事細かに記されている非常に高度で実益的な本であると言える。

 

そして何よりただ普通の生活を送っているだけの、研究者でもないボクたち一般人がその恩恵を受けるために何をどのようにすればいいのかが書かれているありがてぇ本でごゼェますはい 笑

 

 

 ・・・とまぁ言った所で具体的に「何が?」って印象しかないだろうと思うので、本の内容を自分なりに略して少しだけ説明しますねw

 

 

本の序盤に書かれているのですが、アメリカのネーパーヴィル高校の生徒は1時限目の授業前に「0時限」授業としてランニングをしているという話がある。

 

実は「運動することで脳の神経細胞ニューロン)を結びつける作用がある」という研究結果があり、脳はその結びつきがあるからこそ学習できるからなのだそうだ。

(※運動がもたらす脳への影響はこれだけではなくとてもたくさんの理由とメリットがあるがここでは省略して説明する。)

 

実際にこの「0時限」授業に出ている生徒達はとても成績が良くなったそうです。

そしてボクが何より感心したのはこの高校で教える体育の真髄が

 

「スポーツではなく、フィットネス(健康)について教えることにある」

 

という点でした。

 

 

・・・・・・・・・・

 

・・・まぁ、「運動によって脳が鍛えられる」という話からはやや脱線した話かもしれませんがw

 

 

生徒に体育を教える立場である体育教師達が、通常の体育の授業内容を観察した時にあることに気づいたという話がある。

 

チームスポーツの特徴で、何もしていない子供がとても多いという事。

 

つまり、野球なら打つ順番を待ち、サッカーではボールが自分の方へ飛んでくるのを待っており、ほとんどの時間、ほとんどの生徒はただじっと立っているかトボトボと歩いているだけ。

 

 

この話を読んだ時、「ああ、ボクの学生時代の体育の授業でも覚えがある光景だったなぁ・・・」と思った。

 

 

ただこのネーパーヴィルの体育授業のすごい所は、生徒に心拍計をつけさせ、個々人の「ランニングタイム」だけではなく、「心拍数の高さ」でもそれぞれを評価している所。

 

 

足が遅くても、その子が「全力を、ベストを尽くして頑張っていたかどうか」が一目でわかる。逆からいえば、才能にかまけて足が速いからと、とりあえず1着でゴールしたとしても、実は「流して」終わらせていたかどうかも判断できるというわけだ。

 

 

本の学校でも「何かが出来る才能」だけじゃなくて、「努力量」も評価するシステム実施されないもんですかね haha

 

 

・・・・・・・・・・

 

この本を読んでいればわかるのですが、どんどん体を動かすほど脳に良い恩恵を受けられる。

 

 

 

この本の作者は、運動がなぜ脳にとってそれほどまでに大切なのかを人類の進化の過程にまで遡って説明している。

 

 

簡単に説明すると

 

人類の脳がもっとも根本的に形成されたのは200万年前から1万年前に農耕が始まるまでの狩猟採集時代

 

我々人類は大変厳しい環境下で今日食べるものを探して動き回る生活をしてきた。

 

一日中獲物を探し回っても見つからない日もあっただろう。それでも人類がいちいち「絶望して」自殺ばかりしてたら現代まで人類は生き残ってなかったでしょう。動き回っていると「前向きになる・ポジティブになる」脳内物質が頭の中で発生するように進化したから、「きっと明日はなんとかなるさ!」と思えたし、(この辺の物質が「うつ」患者に効果がある)

 

また、外敵に襲われた時に「あの場所で襲われた」とか、食べ物を見つけた時に「あの場所には美味しい食べ物がある」といった『覚えておかなければ生死に関わる』記憶のメカニズムは、狩猟採集時代の運動機能とともに進化してきたので、脳からしてみれば、「動かなくていいと言うことは学習しなくていいことだ」と判断してしまっているということなのでしょう。

 

現代の人類は日々の食料を見つけるために毎日数十キロも探し回ることはない。数歩歩いて自宅の冷蔵庫を開ければ食べ物を得られる。

 

 

つまり

 

 

現代人のライフスタイルと、我々の祖先たちが約2百万年近くもの時をかけて進化・作り上げてきた根本的な「脳の仕組み・人類の遺伝子」が釣り合ってないって話。

 

 

「動くことで」より記憶力が高まるように脳が出来ているという理由はこの辺にあるようですね。

 

 

特にボクらは西暦で年を数えるから2020年現在、人間の歴史が2020年間しか無かったかのような謎の感覚に囚われている人もいるようですが、祖先たちの恩恵は『それより遥か昔から創られてきた』事を理解するべき。

 

 

 『コロナ騒動』で外出自粛を呼びかけられる中、ますますボク達は自分達の中にある『本気・真の力』を発揮出来ない状況下にありますが、それでも家の中でも出来る事はきっとあるはずですよね。

 

 

今日もボクは勤務先の営業時間短縮の影響を受けて、いつもより早く帰宅の途につきましたが、日の暮れた歩道を「マスクをつけて」ランニングしてらっしゃる方がいました。

 

 

頑張ってらっしゃる方は頑張っている

 

 

家の中にいても「その場ランニング」だったりテレビゲームでダンスしたり、youtube

動画を見ながら体をストレッチしてみたり。出来る事は人の数だけある筈。

 

 

 

誰だって人間だから、「今日は仕事行くのダルいな・・」とか「今日学校行くの面倒臭いな・・」なんて思ったことがある人もたくさんいるでしょう。

 

 

でも、今コロナ騒動で「やりたくても仕事が出来ない・友達と一緒に勉強したくても出来ない」状況に大勢の人がなっています。

 

 

風邪をひいた時に自分が「健康だった事」に気づくことがあるように、

 

 

 

『仕事ができる・みんなと一緒に勉強できることが幸せな事だったんだ』と気づけるチャンスが来たんだとポジティブに考え直してみて今できるそれぞれの精一杯を頑張っていきましょう!!

 

 

 

 

はい 久々の長文

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

なお、今回ご紹介したこの本には学習のほか、「うつ・認知症・ストレス・不安・加齢・女性のホルモンなど」への運動がもたらす素晴らしい効果と実例、そして詳しい実践内容がたくさん載っていましたよ。

 

今回ボクが書いた内容に関心があった方は一度読んでみると非常に面白い一冊だと感じられるかもしれませんね。

 


 

 

 

 

そしたら今日はこの辺で。

またね〜〜ww