魔性の女とウチのロミオの話
祖父母がいる叔母の家へ行く度に、以前書いた記事の中にも登場したことのある
『ライト君』(トイプードル・♂)
も一緒についてくるのだが
彼の目的はただ一つ。
叔母が飼っている
『リリちゃん ♀』
に会うこと。
叔母の家へ向かっていると気付いた瞬間からそわそわし出して意味もないのにフロントガラスに向かって首を長くして前のめりになる。
「1秒でも早く会いたい」という感情が背中から伝わってくる。
いざ叔母の家に到着すると真っ先にライト君が家の中へ突入していく
今年に限ったことではなく毎度のことなのだが、
リリちゃんはすぐ机の上へ避難する。
・・・リリちゃん、引いてるからw
それでもライト君は諦めきれず手を伸ばす・・・・
ボクにはライト君がこう言っているような気がする
『ジュリエットっ・・・!!!
ジュリエーーーーーーーーーーーーッッッっつ!!!!!』
でも
犬界のジュリエット・リリちゃんは興味なし。
この表情である。
それでもライト君はしばらく机に向かってジャンプを試みたり机の周りをウロウロするのだが、諦めてカーペットについている『匂い』を嗅ぎ始める。
・・・・ただ
残り香を求めすぎる癖がある
ひたすら匂いをスンスン吸い続けた後で、ものすごく長いため息のように「フヌーーーーーーーッ」て深呼吸してハァハァ言いながら呼吸を整えているw
人間だったら間違いなく変質者だよ
落ち着けロミオww
でもね。昔はこうではなかったんですよね。
初めてライト君が叔母の家に一緒についてきたときは
ライト君の方が『人見知り』ならぬ『犬見知り』だったからリリちゃんからひたすら追い回されていたんですよね。
いつの間にかライト君の方がリリちゃんに興味を持って追い回すようになったのですが、今度はリリちゃんからは一切ライト君に近づくことがなくなりました。
『追われるから逃げたくなる。』
ということですかね?
現在リリちゃんは尻尾は振っているから完全にライト君を嫌っているわけではないようなんですが常に一定の距離感を保ってる
最初は自分からちょっかい出してたくせに急に避けて興味を引き立てるなんて
スゲー『魔性の女』じゃん。
リリちゃんやるなぁ・・・・恋愛テクのレベル高ぇw
叔母の家から自宅に帰り着いても、今度はボクの衣服についてる残り香を嗅ぎ始めるんですよねーーー。
靴下までツンツン鼻を押し付けて嗅いでくる
「ドクターフィッシュ」か己は
足裏くすぐったいわw
恋は盲目とか言うけど、うちのロミオは「鼻で恋してる」感ある
相思相愛への道は誰しも遠いものですな