kittonの世界

座右の銘は「ゆとり」

『ムダかどうかは自分が決める』と心に決めている

はいどうもこんばんは。

 

皆さまお仕事お疲れ様でしたー・・・って、大半の人は今日は祝日だからお休みだったりするのかな??

 

えー、ボクは今日も通常通りお仕事頑張ってきましたよw

 

 

いやー、お客さん多かったなー・・・お疲れサマだね自分。。

 

 

 

どんなに忙しくってもよほどの状況じゃない限り些細なお客さんの対応も率先して自分がするようにしてるんだけど、今日のおじいちゃんのお客さんの相手をするのは少し大変だったなぁ・・・

 

 

別によくある世間話を始められた訳では無かったんだけども、自宅から持ってきた物をカウンターに置き始めて

 

 

「これがこうで、ここを操作しても上手に出来ないんだよ。どうやったらできるだろうか?」

 

という『扱い方』の説明を聞かれる事がありましてな。

 

 

この手の質問は良くある事だから、なるべく相手がわかりやすいであろう例え話をしながら実際の使い方と関連付ける説明と専門用語を使わないで、相手が分かりやすいであろう言葉を選んで他のお客さんと同様にご理解して頂きました。

 

 

 

しかし

問題はこの後だった。

 

 

 

「あー、やっぱり聞きにきてよかった。じゃ、帰ろうかな。・・・あれ?ここに置いていた黒いヤツはどこにやった?

 

 

 

・・・・・・ん?

 

 

・・・・・・・・・

 

 

 

黒いヤツ?・・・笑??

 

 

いや、もちろんお客さんの前じゃ笑わないけど、急に存在していた事になった『黒いヤツ』の存在に吹き出しそうになってしまいましてなw

 

 

「・・・黒いヤツってどんな品物の事ですか?何に使うようなモノなのでしょうか?」

 

と聞いても、その名前をド忘れしたのか出てこないようで、

 

 

「アレに使う・・・アレだよ。」

 

 

・・・という、以前このブログで昔書いた事があるような、聞き覚えのあるようなフレーズを聞かされる始末 笑

 

 

そして終いには声を荒げて怒りだしてしまった

 

「とにかくここに置いていたと何度も言っているだろうっ!!どこにやったんだっ!!」

 

 

探そうにもカウンターの上にはそのおじいちゃんが今回扱い方を聞きにきた品物以外にはそもそも何もない

 

 

うーーーん、、、??

 

探してやろうにも『黒いヤツ』の正体もわかってないしどうしてあげたものか。。。

 

別に机の下を見ても何もないし、カウンター周りに落ちて転がっていく場所もないし、ひたすら地面に這いつくばって探しても床には何もない。。。

 

お客さんの私物を勝手に移動させるわけもないし、また勝手に移動させようものならそもそもが目の前にいるそのおじいちゃん本人が気付くはずだし。。。

 

 

 ・・・まぁ、思いつく先は皆さまが思うような事が頭をよぎるw

 

おじいちゃんだし。

 

・・・

 

・・・まぁ、でもさ。

 

 

可能な限りできることはしてあげたいじゃないですか。徒労でもさ?

 

 

先に言っとくけどボクはさ、別に素晴らしいスタッフとか目指してないわけ。

 

 

どちらかと言えばウチの店はそんな極端にお上品なお店じゃない方だと思うし、よっぽどなお客さんに対しては「出禁」を喰らわせる事もあるくらい強気な方だしな。

 

 

ただ、『このお客さんの中ではこうも感情が揺れてしまうほどに、何か思う所があったんだろうな?』と相手を信じてあげたかっただけだから。

 

乱暴な表現でハッキリ言うと

 

 

客じゃなくて「人間として」このジイさんとガチで向き合いたかっただけ

 

 

 

・・だいたいわかるじゃないですか?

 

目の前にいる人間がこっちの足元見て無理難題ふっかけてありもしない弁償をさせようとしてるヤツ本気の人の違いくらいさ。

 

 

 

休日で店内が大混雑する中で他のお客さんの対応も全て後回しにしてこのおじいちゃんの言う事を肯定する方向で必死に探しながら、お客さんであるこのおじいちゃんにも

 

「もしかしたら何かの拍子にお客様自身がご自身のカバンに納された可能性もあるので、もしよろしければ一緒に探していただいてもよろしいでしょうか?」とお願いしてみる。

 

 

おじいちゃんも、這いつくばって床に顔をくっ付けて携帯電話の照明を使ってカウンター下を探しているボクを見下ろしながら、仕方ないな・・とばかりにしぶしぶ自分のカバンを探し始めた。

 

 

すると1分と経たないうちに『黒いヤツ』は見つかった。

 

おじいちゃんのカバンの中から 笑

 

 

店内で一騒ぎ起きて、”客の持ち物を店員が無くしたらしい”と様子を伺っていた周囲のお客さん達も「何だ、じいさんの勘違いか」と言いながら 散っていった。

 

 

 おじいちゃんはというと、バツが悪そうに、

 

「いやー、こんな所に納してたのかー。気づかなかったなぁー」と苦笑いしてました。

 

そりゃあ気づかないだろうよ。

最初っから探そうともしてなかったんだからさw?

 

 

まー、でも見つかってよかったよかったw はっはっはww

 

 

 

ちなみに「黒いヤツ」の正体は黒いSDカードでしたw

 

 

きっとこのお客さんにとっては大切な孫の写真のデータでも入ったモノだったのかもしれない。そりゃあ失くせないよね。(←完全にボクの想像にすぎないんだけどさw)

 

・・・・・・・・・

 

さてと。あと5分もすれば今日という一日も終わりを迎えますね。

 

明日はオラ休みだーw

 

 

昨日届いた修理機材を使ってswitchのコントローラーの修理でもしてみようかなぁと思っておりまっすw

 

今日もボクの目の届く範囲の人で、不幸で終わってしまう人がいない良い一日だった!!

 

そしたら今日はこの辺でーw

 

オヤスミーーーー!!!