目からウロコを落としたいなら他人の海に潜ればいい
最近読んだ本の中の「ある言葉」によって、
ボクの頭の中にへばり付いていた『常識』ってヤツは衝撃と共に剥がれ落ちていった。
その本に書かれていた言葉を要約すると
『長所を伸ばし、短所はとりあえず放って置け。』
と、書かれていた。
・・・、
短所は放っとけって・・・
誰もが学校で身につけた常識とは正反対だと思わない?
そう感じるのはボクだけだろうか??
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例えばだけどさ、自分自身の学校のテスト結果が
●数学20点
●国語96点
●理科83点
●英語78点
etc.....だったとする。
普通なら誰だって
数学の勉強をする(=短所に力を入れる)
普通は。
間違って無い。うん。
学生は皆そうするし、実際そうするべきと思います。
しかし、短所を伸ばそうという考え方は
『一見何にでも使えそうだが、実はそうでは無い。』
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ボクが現実に日々仕事をこなしていて、どうしても直面するのが
売れやすい商品と売れにくい商品という問題。
売れやすい商品は得意科目、
売れにくい商品は苦手科目と同じようなモノですよね。
お店の売上をもっと上げようと思った時、
単純に考えると短所を伸ばそうとする。
売れない商品をどうやったらもっと売れるように出来るかと考える。。。
しかし
学校のテストとは違い社会に出ると100点満点という天井が存在しない。
そして、短所は永遠に無くならないものだと理解して次に進んだ方が効率が良い時がある。
つまり、どういうことか。
●売れやすい商品が95万円分売れた。
●売れにくい商品が5万円分しか売れなかった。
その合計額で売上は100万円だった。
・・・という状況だとしても、
売れにくい商品は放っておいて、
売れやすい商品をもっと仕入れて次回は200万でも1000万でも売上げを伸ばせばいいんだよって話。
100万円は100点っていう天井(=上限)じゃないから。
別に、突飛な話をしているわけでもなんでもなくて、ちゃんと
「風が吹けば桶屋が儲かる」的な理由が存在する。
「売れやすい商品」にどんどん力を入れて種類や数を揃えていけば「その類の品揃えがすごいお店」という実績と口コミから、「その商品のファン」がお店に集まってくる。すると次第に1日あたりのお店への集客数が増えていく。
例えば1日で10人くらいのお客さんが入るお店で 9人が「よく売れる商品」を買う人たち。1人が「売れにくい商品を買う人」だとしても、集客数が増えて、1日20人、30人とお店に入るお客さんの数が増えてくれば、その分「売れにくい商品」が売れるチャンスも比例して勝手に跳ね上がる。
100点という天井が無いが故に、
短所にこだわる必要がない
むしろ短所にこだわりすぎて長所を伸ばす時間を失っているようでは『器用貧乏』もいい所なわけで・・haha
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はい。いかがだっただろうか。
「長所を伸ばし、短所はとりあえず放って置け。」
なかなか目からウロコな言葉だと思いませんw?
もちろん。この言葉も、『全てに』通用する言葉ではないですね。
人間、上を目指すならいつだって「弱い自分」に挑んで克服していかなきゃいけないですし。
自分の弱点から逃げ続けたくないです。
でも時と場合によってファイティングスタイルを変えて状況を乗り越えていくためにはいろんな戦い方(=考え方)を知っていた方が人生が豊かになるような気がします。
自分の目にかかったウロコの色でしか世界を知らないより、色んな考え方をする人たちとの出会いを大切にしていきたいですね。
まぁ、自分の意識を変えるのが実は一番大変なことだったりするんですが・・w
そしたら今日のところはこの辺で。
9月も皆さん頑張って行きまっしょうっww!!
そしたら。またね〜〜。。