kittonの世界

座右の銘は「ゆとり」

ヒーローは存在する

はい。どうもこんばんは〜

9月最終日も終わりましていよいよ10月ですね!

 

仕事先の棚卸も無事に終わって良かった良かった。

 

 

・・・・・・・・・・・

 

ボクはよくあるんですが、月末に近づいてくると

 

「あれ。

 

今月って31日まであるっけ??」

 

と、自分の中の予定が狂う事があるんですが、皆さんはそういうことあります?

 

「西向く侍」を思い出せた時はそんな事にはならないんですが・・・

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ちなみに、「西向く侍」を知らない方のために簡単に説明しておくと、

 

2(に)4(し)6(む)9(く) と、11を漢数字にした十と一は合体させて『士』(さむらい)と読み、これらの月は31日まで無い月であるという言葉遊び。

 

つまり、先月の9月は「西向く侍」に含まれるので31日が存在しない月であるってことね。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

いやー、9月もいろいろ大変なひと月でござんしたよ全く。

 

これから始まる10月もまたいろいろありそうですねぇ。。

 

自分の目の前にある仕事だけでも手一杯なのに

 

お店に並ぶ商品は何でもかんでも高くなるし

 

銀行で両替するにもバンバン手数料かかるし

 

ボクはあんまりTV見ない方ですけど、たまにニュースつけると

 

海外の戦争や国内問題。セクハラに詐欺に傷害になんのかんのと。。。

 

よくもまぁ、毎日毎日悪いニュースばかりがネタ切れになる事も無く流れ続けるものだなと呆れる

 

 

こんなに悪いニュースばかり見ていると世の中腐った奴が多すぎると思う。。

 

 

 

 

でも最近ふと、自分が高校生の時に学校の先生が話してくれた話を思い出した。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ある学校で、授業中に一人の男子生徒がいきなり椅子から立ち上がり、教室の隅にある掃除道具が入っているロッカーの中から、バケツを取り出したそうだ。

 

 

席に座りなさい」と言う先生の言葉を無視して彼はバケツを持ったまま教室から出て行った。

 

クラスメイト達は彼の奇行に「トイレかな?」「いや、なんでバケツ?」とひそひそ話をしていた。

 

 

しばらくして彼はバケツに大量の水を汲んで教室に戻ってきた。

 

 

すると彼は自分の席の近くの席に座っている女子生徒の横に立つやいなや、今しがた自分が汲んできたバケツの中の大量の水を、その女子生徒の頭の上から全て浴びせた。

 

 

一瞬にして教室内はパニック状態になってしまった。クラスメイト達は皆ドン引き。

 

 

先生は「何をしているんだお前ェっ!!」と大声を上げその男子生徒は胸ぐらを掴まれて教室の外に引きずり出されてそのまま職員室へ連れて行かれた。

 

 

他の先生が緊急でその後の教室を任され、水をかけられた女生徒は保健室へ移動して着替え、クラスメイト達は皆で協力して教室の掃除をした。

 

 

 

水をかけた男子生徒になぜそんな事をしたのかとどれだけ問い詰めても、男子生徒は「本当にすみませんでした」というだけで、頑として理由を言わず、その件については水を掛けられた女生徒に謝罪するという事で最終的に話は片付いたそうだ。

 

 

その後しばらくしても、その男子生徒の周囲からは「あの人が授業中に女の子の全身に水をかけたヤバい人だよ」という噂がつきまとったそうだ。

 

 

その後、その男子生徒はその時のような奇行を一切する事なく、平凡な一学生として学校を卒業して行った。(後にも先にもそのような奇行はその時の一度だけだった。)

 

 

 

・・・・

それからしばらくして、その時の学校の先生が、卒業したその男子生徒とバッタリ街中で出会うことがあったそうだ。

 

 

先生は「おお、久しぶりじゃないか。少し話でもしないか?」と、その卒業した男子生徒と近くの喫茶店に入った。

 

 

近況を話し合いながら、先生はどうしても気になっていた話題を彼に聞いてみた。

 

「昔、君が授業中に・・・その、バケツの件なんだけどさ。私はどうしても意味がわからなかったというか、あれは一体なんだったんだ?ケンカでもしてたのか?(笑)」と、昔のバカ話をするかのように彼に尋ねた。

 

 

その元・男子生徒はしばらく沈黙した後こう答えた。

 

 

 

・・・んー。。もう時効みたいなもんですかね。

 

実はあの日、あの授業中。

 

自分は机から落ちた自分の消しゴムを拾おうと屈んだ時に、ある事に気づいたんです。

 

 

 

自分の近くに座っている女子が失禁していることに。」

 

 

 

 

その言葉から全てを察した先生は絶句した。

 

 

その子のスカートから滴り落ちて出来た水溜まりが彼女の椅子の下に広がっており、その子はというと、うつむいたままカタカタと震えていました。

 

自分はじわーっと周囲を見渡しましたが、授業中という事もあり、誰もその事に気付いているようではありませんでした。

 

その時の自分は、無我夢中で、自分に何が出来るんだろうと必死に考えました。授業が終わってしまうまでの短い時間の中で。

 

それで・・・その時思いついた事を「そう」しました。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

僕が高校生時代に学校の先生から聞いた話は以上でした。

 

だいぶ昔の事なので記憶違いもあるとは思いますが。

 

 

ただ、この話、実話なんだそうです。

 

 

自分が先生からこの話を聞いた当時、

 

なんて強ぇ心力持ってんだよその人」って思ってました 笑

 

 

だって、どんなバカでもわかる事じゃないですか?

 

 

 

「授業中に女の子の全身に水をかけたら、その後自分はどんな目に遭わされるのか」

 

その男子生徒は自分自身はどんな目にあってもいいから助けてあげたかったんでしょうね。

 

全部自分のせいにすれば、その女の子の全てをカバーできる。

 

濡れた制服も。水溜まりも全て。

 

 

でも、思いついたからって、普通出来ないですよねw

 

 

しかも、その直後の先生達による怒号もひたすらに続く周囲からの噂やイヤミも全部耐え抜いて一切の秘密を漏らす事なく卒業の時を迎えるその精神力。

 

 

もし彼が行動していなければ、その時噂されたりイヤミを言われていたのはその女子生徒だったに違いない。

 

恥は人を死に追い詰める事がある。

 

きっとそんな事までは考えてなかったとしても、ただただ彼の行動に感服する。

 

 

・・・・・・・・・・・・・・・

 

ボクらが生きてるこの世界にはクソみてぇな人間がゴロゴロいる。どちらかというと、ニュースではそういった連中の存在を知る機会の方がどうしたって多いけど、間違いなく、この人みたいなヒーローもいる。確かに存在している。

 

 

 

 

さて!

今日から10月の1日が始まりますね!

 

今一度、自分自身を振り返って。初心に戻って皆さん頑張っていきまっしょうかねっ!!

 

自分なりに自分が演じれる範囲のヒーローでいいから、目指して行こうぜw!!

 

 

そしたら今日のところはこの辺で。

 

まったね〜〜っw